佐藤健の演技力!うまい?下手?電王(仮面ライダー)やドラマで得た評価!
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芸能(イケメン)
【今日の名言】
「一番下手だったから」(by 石丸彰彦)
<解説>
「ROOKIES」のプロデューサーだった石丸彰彦が「佐藤健」の出番や台詞が少ないことについて、答えた一言。
「そういえば出てた」っていうくらい、佐藤健さんの出演作を振り返るとどれも”健感”がない。
大方の俳優、女優の場合は、出演作品を振り返るとき「あ、あれに出てたよね」とすぐ思い出せたりするんだけど、佐藤さんの場合、まるで作品の中の登場人物と同化してしまっているよう。
彼の演技力に注目したのはごく最近。「天皇の料理番」をたまたま見たとき、バラエティに出ていた素の佐藤健とは全く違う雰囲気に、目を見張るものがあった。
正直言って視聴者の目はシビア。自分の演技力は棚に上げて俳優女優の身のこなしを無意識に気にしている。
何故って純粋に物語を楽しみたいからだ。作品の作られ方は様々だが、制作者がイメージする”作品の世界”からはみ出したり、1人だけ”困った異色”を発せられたりすると素直にガッカリしてしまう。
その点で佐藤健さんの演技力には作品の世界をはみ出さない完成度があり、単なる“うまい”を超えていると思う。まるで彼自身が物語の世界に引き込む見えない“核”だ。
佐藤健の演技はうまい?下手?
役者の成長っていろんなパターンがあると思う。
人の成長と一緒。初期の彼の出演作品は見たことが無いけど、なんか散々な評価だったみたいね。
「ROOKIES」っていう野球漫画が原作のドラマに出たときは、企画プロデューサーの石丸彰彦さんから「一番下手だったから」とストレートに言われてる。
場合によっては立ち直れないほど凹んだり、俳優の道を考えた直したりしそうな程の言葉。
けれど佐藤健さんは、「悪いところはハッキリ言ってくれる、この世界で数少ない本音で話せる人」とむしろ有り難く受け止めていた。
彼はこの頃既に役者への道を歩む決意をしていたのかもしれないね。
今でこそ世間から「うまい」の定評が固くなりつつある彼だけど、その始まりは茨の道だった。
佐藤健の演技力!電王(仮面ライダー)やドラマで得た評価!
佐藤健さんは元々役者志望だったのかなと思って調べてみたら、そうじゃなかった。
高校時代は自称“ネクラ”で、「目立たなくて誰も僕のことを知らなかったと思う」なんて話してます。
いや、さすがに誰も知らんことないでしょ(笑)。
ダンスに没頭していて学校が終わったら即練習へ。
そして結構遅くまで踊って家に帰るの繰り返し。
なんてストイックなの。
そんな青春まっただ中の高校2年のとき原宿で遊んでたらスカウトされました。たまには遊んでたのね。なんか安心。
初期に「仮面ライダー電王」で演じた複数の顔を持つ特殊な気弱キャラ「電王仮面ライダー」が高評価で、そこでがっちりファンを獲得した様子。
ROOKIESで浴びせられた「下手」の言葉は、彼の“役者人生におけるストイックさ”を目覚めさせるのに必要な言葉だったのかも知れない。