有田哲平の実家と本「しゃべくり007でおすすめのイニシエーション・ラブ」って?
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芸能(事件)
【今日の名言】
「見習えと言われていた人がセクハラで訴えられた」
(by くりぃむしちゅー有田哲平)
「世界一受けたい授業」の、有田哲平さんの軽妙なトークが個人的に好きです。
誰も持っていない切り口が、人を引きつけて止みません。
「そんなこと言っちゃっていいの?」とハラハラしながらも何故か許されてしまう。
画像引用:http://motohage-talent.seesaa.net/
時に教授や校長をこきおろしてしまうギリギリの感じは、誰もが真似できる芸ではないと思います。
そんな有田さんは、言っている内容は時としてかなり辛辣(しんらつ)なのに、どこか愛嬌があって憎まれないキャラなんですね。
飛んだ展開に突っ込まず、都度真剣に向き合う独特の空気感がたまらない「全力!脱力タイムズ」。
有田哲平さんがメーンキャスターという、その時点でどんな切り口になるのか予測がつかないニュース番組(深夜)が最近のマイブームです。
個性爆発キャラを自由に泳がせる感じが癖になります。
くりぃむしちゅー有田哲平の実家にまつわる話
有田さんを見ていると、突然降りてきた異星人のように思えて、正直生活感が余り感じられません。そういえば、彼の実家ってどんな所だろう?
有田哲平さんの父は元々広告代理店の社長。有田さんは三兄弟の次男として育ちました。
元は裕福でしたが、大学入学後会社が倒産。お笑いがやりたいという有田さんの夢と、お父さんの「学費が払えない」という事情が見事に合致し、誉められつつ大学中退を果たします。
倒産が原因で家は差し押さえられ、両親が離婚。その後お兄さんとは血が繋がっていないという事実を聞かされ、弟はカードで借金まみれ。
お父さんが亡くなった後、大学教授を務めていた叔父が、日本初のセクハラ事件を起こし逮捕されています。
レアな人生ですね。非凡な人生が非凡な人格を形成するのでしょうか。ただ彼の一族は皆才能があり、一時期はローンが大変だった弟も、今は放送作家として活躍しています。
「親戚にいる大学教授のオジサンを見習えと言われていたが、その人セクハラで訴えられた」と叔父さんの失態をネタにする有田さんからは、悲壮感が感じられません。
かなり生命力があって頭の切れる人なんですね。
有田哲平がしゃべくり007でおすすめした本「イニシエーション・ラブ」って?
有田哲平さんと上田晋也さんが結成しているお笑いコンビ「くりぃむしちゅー」が出演している「しゃべくり007」で、有田さんが「イニシエーション・ラブ」という本をおすすめとして紹介しています。
画像引用:http://1wordworld.blog26.fc2.com/
著書「イニシエーション・ラブ」は、映画になったことでも話題を呼びました。
宣伝でも出演者が、「ラストに衝撃の展開が」なんて言って興味を引いていましたが、その短い間に一体どんなどんでん返しが演出できるんだろうと個人的に気になっていました。
ストーリー自体は恋愛ものですが、構成が普通と違い、side-A、side-Bという2つのストーリーに分けてあります。
どちらにも共通して登場する人物がいるので、流れとしては“過去”と“未来”に区別してるのかな、という想像ができます。
ラストに2つのエピソードが納得する形で繋がるのですが、そのときにちょっと今までの恋愛本からは想像のできない事実が明らかになります。
恋愛ものにあまり興味のない私ですが、この本は展開がスリリングで正直面白いなと思いました。
予測できない発想を展開する有田さんらしい“おすすめ”だと思います。興味のある方は実際に本を読んでもよし、映画に行っても面白いと思います。