松山ケンイチの演技が下手?エル役は他との比較ですごいとの感想も!
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芸能(イケメン)
【今日の名言】
「僕は自分のイメージを固めたいと思ったことは一度もないです」
(by松山ケンイチ)
2009年1月に放送されたドラマ「銭ゲバ」で、主演の蒲郡風太郎を演じた松山ケンイチさん。
まるで画面の先には本物の蒲郡が息づいているかのような演技で、内容自体は「金の為に人生を送った男の思わぬ末路」というかなりアクの強いストーリーだったのですが、引き込まれるままに最後まで堪能していました。
松山さんのように一貫したイメージがなく、役柄によって変幻自在に演じ方を変える俳優は「カメレオン俳優」、もしくは「憑依型俳優」と呼ばれています。
このタイプの役者は、完全に役にハマる確率が通常より飛躍的に高く、演技をするための才能を生まれながらに授かっているといっていいと思います。
これについて松山ケンイチさん自身はというと、役に入り込むあまり収録の休憩中も役が抜けない場合が結構あるようで、「切り替え」にはそれなりに苦労することが多いみたいです。
すごい才能を持つには、人知れず大変な部分があるのかもしれないですね。
松山ケンイチの演技が下手?ど根性ガエルが微妙?
最近の松山ケンイチさんの出演作品と言えば、2015年7月から放送されている「ど根性ガエル」ですが、アニメの実写化において常に注目されるのが「漫画のイメージが実写でどう出るか」だと思います。
「カメレオン俳優」松山ケンイチさんが演じる主人公「ひろし」の、現在の演技に関する評判はどうなのでしょうか。
今回のドラマの設定は“物語の16年後の未来”。
視聴者の中には「16年後にしてまで実写する必要性を感じない」、「最近それ実写にするの?ってものばっかり」と、そもそも「漫画の実写化」自体を微妙と感じている声がちらほら。二次元の世界には読み手のイメージが付き物ですしね…。
これは松山さんの演技に関する評価も、上手い下手がかなりシビアに下されそう…。
ところが、調べてみると圧倒的に多いのがこのドラマに対する高い評価。
「期待してなかったけど配役も合ってたし面白かった」という声も。
中でも満島ひかりさんのピョン吉の声と、松山ケンイチさんのヒロシ役の演技はかなり評判が良いようです。
物語へいかに引き込むかが問われる「実写版」のドラマに於いて多くの人が「大コケ」を心配する中、初回13.1%の高視聴率を達成するという結果は、ある意味誰もが予想し得なかった偉業とも言えるものではないでしょうか。
伝説ともいえるほど話題となった映画「DEATH NOTE」のエル役の松山さんと比較すると、間逆とも言えるヒロシの性格ですが、さすが「カメレオン俳優」の松山ケンイチさん。
見事に演じ切り、再び新たな脚光を浴びています。
松山ケンイチのエル役が比較で改めて評価される
実写化による映画やドラマが多く登場する昨今ですが、作品の性質上評価が大きく分かれるのも事実のようです。
画像引用:http://www.nitteleplus.com/
松山ケンイチさんが演じるドラマ「ど根性ガエル」のヒロシ役が評価されたことで、比較して改めて「すごい」と高評価を集めている役柄が、松山さんが過去演じて大きな話題となった映画「DEATH NOTE」に登場するエル役。
エルはかなり個性的な探偵ですが、松山さんは演じる中でこの強いキャラに食われるどころか、逆に高い洞察力でキャラクターに脚色を加え、人物に更に深みを与えています。
ありのままのキャラクターを演じるだけでもかなりの技術が必要な印象の役柄を、その人物像を損なうことなく広げられる器用さというのは、役者の誰もがで持てるものではなく、改めて松山さんの俳優としてのすごい面を目の当たりにした感覚になります。
「エル役は間違いなく松山ケンイチの当たり役」と視聴者に言わせてしまうほどの実力派。ど根性ガエルに加えて、改めて「DEATH NOTE」を見直したくなる今日この頃です。