内田良「組み体操は危険」名古屋大学茶髪准教授が語る200kg重圧
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最終更新日:2014/09/26
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小学校時代は運動会シーズンが近づくと『全校表現』なるもので毎日毎日意味の分からない集団行動の練習をさせられていた。
『校庭に寝ろ』って言われたと思ったたら急に『飛び跳ねろ』と言われ、『はい、今からあなた達は魚です』とか色々言われた記憶がある。
ただ言われてやるだけでも意味不明なのに、高いところかみてる教師達で拡声器で「○○!!列がゆがんでる!距離感考えろ!魚がそんな動きするか!」などと怒鳴り散らされながら毎日泥だらけになって帰っていた。
今考えたら軍隊のような小学校だった。
そんな練習を一ヶ月~2ヶ月繰り返して運動会の本番でいざお披露目となるわけだが、散々練習してきてるので生徒たちは緊張しながらも問題なくこなす。
保護者も拍手喝采で感動しているのかもしれないけれど、やってるいる生徒は冷めたものだ。
練習の時はとりあえず何かしら文句をつけてくる教師たちも、本番終了後は「すごく良かった」と言っているのだがやってる本人たちにしてみたら練習とどこが違うのかさっぱりわからん(笑)
そんなことを6年間毎年運動会シーズンになると繰り返していました。
加速する組体操『ピラミッド』の巨大化の危険性
中学校になると組体操が始まって、これがキツイ!特にピラミッドは一番下になるとみんな「折れる!折れる!」と言いながら頑張ってましたw
その悲痛な叫びに対して教師は「喋るな!ふざけるな!」とまたもや拡声器で叫び、作品の完成に全力を注ぐ。
それでも僕達の時は3段から4段でのピラミッドだったんですよね。
それが今行くところまで行くと・・・・
真ん中の方の人姿すら見えてないよねw
これに対して名古屋大学准教授『内田良』さんは「組体操はいま、見世物としての性格を強め、巨大化・高度化、さらには低年齢化が進んでいる」「10段(計151人)の場合、土台の生徒のなかでもっとも負担が大きいのは、背面から2列目の中央部にいる生徒であり、3.9人分の負荷がかかる」と説明し、『ピラミッド』の危険性を訴えています。
中学2~3年で考えた場合に大体平均で200kgの負荷が一人にかかると言う話です^^;
しかもこれはピラミッドに歪みがない場合の算出方法らしいのでバランスが崩れた時に一時的にかかる負荷はもっと増えることもあるらしいです。
ん~・・・一番辛いとこをやる人が姿も見えないっていうんじゃね・・・
保護者も自分の子がピラミッドの一番上から落下して骨折ならまだあれだけど、「うちの子どこかしら?」終わってみたら骨折れてましたじゃちょっとねw
たしかにどうせキツイことやるなら今までの記録を塗り替えたいっていう気持ちもわからんでもないんですけど、いつか大事故につながる気がしますね。