新田恵利の脳動脈瘤の大きさは?破裂率の危険性にせまる!
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最終更新日:2014/09/26
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いつ破裂するか分からない『時限爆弾』のようなものが自分の脳の中にあると考えたら恐すぎますね。
最近、元おニャン子クラブの新田恵利さんが脳動脈瘤(りゅう)を患いながら生活しているということが話題になっています。
簡単に言うと脳の血管に瘤(コブ)のようなものができ、それが破裂してしまうとくも膜下出血で死に至る可能性も高い病気です。
まずどのくらいの可能性で瘤が破裂してくも膜下出血を起こすのか調べてみました。
瘤(コブ)の大きさと破裂の関係性
■直径7ミリで危険性高まる こぶの配置や形も影響
日本脳神経外科学会が未破裂脳動脈瘤が破裂する可能性について2001~04年に約5700人の患者を追跡調査した結果、直径7ミリ以上になると危険性が高まることが分かった。
約3年間で手術などしなかった患者の年間平均出血率は0.95%。3~4ミリで0.36%、5~6ミリでも0.50%と横ばいだったが、7~9ミリでは1.69%と約3倍で、7ミリ以上で破裂するリスクが高まったという。大きくなるほどリスクはさらに高まり、25ミリ以上では33.40%。また動脈の分かれ目やいびつなこぶは破裂しやすい。
高齢者は動脈硬化が進んでいる場合も多く、体力面から手術のリスクが高いため、患者の年齢も大きなポイントだ。脳卒中など起こした家族がいるかどうかも判断材料になる。
つまりコブの形やコブができている場所によっても破裂の確率は違ってくるが7mmの大きさを超えると破裂する確率がグッと高くなるということです。
これを見て僕は可能性は少ないといえども、破裂するリスクがあるならとにかく早く手術するべきなんじゃないか?とおもいました。脳動脈瘤は薬などでは治すことはできないため、手術以外で完治させる方法はないからです。
しかしそんなに簡単な話ではないみたいですね^^;
難しい手術で、しかもメスをいれるところが脳なので手術すること自体にリスクがともないます。
以下新田さんのブログからの引用です。
さて先日、放送された「主治医の見つかる診療所」の放送を見られた方は理解していると思うのですが…
いつも見守って下さる皆さんにも、
きちんとお伝えしておかないと番組で生まれて初めての人間ドックを
受けました。
そこで軽度の心臓の欠陥と、脳動脈瘤が見つかりました問題は…脳動脈瘤ですかね
現在は3~4mmの大きさらしいのです。
で、これが大きくなったら手術になります今の大きさだと…破裂する恐れは、
2パーセントくらいだったかな
破裂すると3割くらいが死亡。3割くらいに後遺症が残り、残り3割くらいが完治。だっかしら
ごめんなさいね、いい加減な情報で
なんせ、色んな事を言われるので
覚えきれなくて…
という内容なので2%で破裂するという情報はおそらくですが、いろんな大きさの人の平均値だと思います。新田さんの場合は3~4mmということなので小さい部類に入ります。実際には2%ではなくて1%程度と考えるのが妥当でしょう。
そして、一般的に言われている脳動脈瘤の手術のリスクを考えて簡単にまとめると以下のようになります。
・新田さんケースで脳動脈瘤が出血する率は、1年で1%。100人のうち年に1人破裂する。
・手術をして後遺症が残る可能性が10%、つまりは10人のうち1人。
・手術で死ぬ率は、1~3%。
破裂のリスクと手術のリスクを考えた時に新田さん場合は手術しないほうがリスクが少ないことがわかりますね。だからただ祈ることしかできないという状況です。
今回引用した新田さんのブログは2013年のものなのでコブの大きさが変化している可能性もなくはないですが、基本的にコブが大きくなる時というのは破裂の予兆であることがほとんどらしいので、現在の新田さんの脳動脈瘤の大きさは3~4mmである考えていいと思います。
もちろん手術しないというのは手術しなくても今後新田さんに何も起きない可能性が充分にあるからなわけです。今、新田さんは恐怖と闘いつつも自分のやりたいことに全力で取り組んでるみたいなので応援したいですね。